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ホ**ツ
この女の人、怖い
初めは、人のいい、にこやかなおばさんだったのに、映画が進むにつれて、正体がわかってきます。とつぜん、ぶちぎれて、手が付けられない。このおばさん、怖い。映画は、このおばさんの怖さを、ていねいに、ていねいに、描いています。見ていて、飽きません。(ここ、とっても大事。飽きずに、退屈せずに、ひきつけらて、見ることができる。それがいい映画。)原作は読んでいたし、ストーリーがわかっているから、なんとなく映画を見るまでもないかな、という気分で、数十年すごしました。完全な誤りでした。映画は映画で、すばらしくおもしろかったです。
F**H
映画よりも怖い、古典ともいうべきスリラー
かなり以前になりますが、この小説を原作にした映画を見たことがあり、大体のストーリーを知っていたので、それほど怖い思いはしないのでは、と予想して読み始めました。確かに、最初は知っている通りだと思いながら、ややのんびりと読んでいたのですが、途中からは映画よりも詳しい情景、心理描写に引き込まれ、英語の本としては異例のスピードで読み進みました。映画自体もとても怖い作品で、スリラーとして傑作であることは疑いありませんが、とても映像化できないような残酷シーンや詳しい心理描写はさすがに巨匠で、映画よりも原作の方が怖い作品に仕上がっています。 もしもスリラーファンなのにまだ読んでいない方がいれば、必読というべき作品でしょうし、私のように英語の本を最後まで読むのが多少なりともつらい方にも適していると思います。
Y**N
キングさん、好きです!
不可解で奇妙な世界に引きずり込まれつつ、最後には「読んでよかった」と、スカッとした気分になれる筋立て。読みやすくて楽しい。さすがはキングさん、好きです!
R**0
背筋が凍る
映画で観たことがあったので、原作を読みたいと思って読んでみました。映画ではキャシーベイツが好演し、それはそれは怖かったのですが、原作も映画以上におぞましく怖い話でした。英語はやや難しめですので、英語に自信のない人は映画を観てから読んだ方がわかりやすいと思います。そうすれば映画と原作の違いもわかりますしね。話の展開にぐいぐい引き込まれていくのはさすがスティーブンキングです。へたなホラー小説より怖くておぞましい体験ができます。
リ**ち
超常現象なしで読みやすい
映画は見ていません。ほかのキング作品のような超常現象がないので自分のなかで映像化しやすく読みやすかったです。ただ小説の中の小説が非常に読みづらく、当初は欠けたキーもEだけでど苦にならないものの、やがてTも壊れ、手書き(非常に癖のある筆記体)になると、内容のつまらなさ(アニー好み?)も相まって割り読み飛ばしました。どうなってしますのか怖いけれど先が知りたくて3、4日で読んでしまったのはキング作品では初めてでした。
A**ー
ミザリー
フォーマットに関して。多すぎです。CDは、内容が長ったらしいといってるようなもの。ペーパーバックにおいて傑作。
宮**平
心理描写も情景描写も恐ろしいくらいに素晴らしい。
ベストセラー作家のPaul Sheldonは自らの不注意で自動車事故を起こしてしまう。瀕死の彼を救ったのは、彼の熱烈なファンである看護婦のAnnie Wilkesであった。しかしそれは想像を超えた悪夢の始まりだった。彼女は彼がベストセラーシリーズの主人公を次作で死なせてしまうことを知り、激怒して原稿をPaul Sheldon自らの手で焼かせる。重症の患者であるSheldonは、狂気の看護婦Wilkesの思いのままに、虐待されながら、彼女の気に入るストーリーを書くことで自らの命を保とうとする。ストーリーも非常に良く出来ているが、Sheldonの心の中の葛藤、そして何のために書くかという作家にとって根本的な問題も表れる。千夜一夜物語のように一日一日を生き延びるために物語を紡ぎだすのか。そうだとすれば、そこには名誉や富は関係がない。また、やがてストーリーが完結したときに、Wilkesが彼を解放するとは思えない。だから完成した原稿は全く日の目を見ないかもしれない。このような心の動きは、Kingの作家としての葛藤、特に若き日に、まだ本を出版できずにいた時期の苦しみと呼応するかもしれない。だから、恐ろしい場面の底に、Kingの作家と芸術の問題も潜んでいる。Kingの英語はベストセラー作家の中ではやや難しいし、ストーリーの緻密さゆえに努力が必要な作品もある。しかしこの作品はかなり入って行きやすい作品だと思う。
A**C
映画よりmiseryな原作
どうしてもKathy Batesの顔がAnnieとだぶってしまうのだけれど、小説に登場するAnnie WilkesはKathy Batesが子どものように見えるほど狂気に満ちた天才犯罪者である。映画では余りにも残虐で表現できなかった部分があることを発見した。ところが小説ではかなりおぞましい描写ができるようで、その部分では主人公であるPaul Sheldon(有名作家から借りたのだろうか……)とその痛みを分かち合うことができるほど細かに描かれている。ここまで書かなくともよいのではないか、とPaulに同情してしまうほどである。小説を読んで痛さを感じたい人はぜひとも手に取って欲しい。 ところで、もしAnnieがPaulのファンでなかったらPaulの運命はどうなっていただろうか、と戦慄してしまう。またPaulが普通の人間だったら恐らく事故直後に決まってしまっていただろう。
ترست بايلوت
منذ يوم واحد
منذ 5 أيام