ORANGE Micro Terror 20W Mini Guitar Head, Solid State ギターアンプヘッド MICRO TERROR20 Orange

普段、スタジオにはFender Hot Rod Deluxeを持ち込んでいましたが、なにしろ重い （笑）そして自宅では音がだせない。。。そこで真空管入りで軽く、自宅でも音が出せることを期待し、本器とMicro Terror Cabinet with 1x8" Speakerをセットで購入。自宅使いでは、歪ませるためにゲインを時計の３時の位置まで上げるとボリュームは２でかなり大きな音に。また結構トーンを絞らないとキンキンした音になります。小さな音でも、トランジスタのアンプに比べ、真空管らしさは垣間見れます。ならばとスタジオに持ち込み、フルボリュームで音出ししたくなり先日、試してみたところ、ドラムの音にも負けない音量が出せて驚きました。Hot Rod Deluxeのような音の厚みや輝くような音の煌びやかさは、さすがに持ち合わせていませんが、60年代～70年代前半によく聞くファズサウンドを楽しむことができます。もっと厚く深く歪ませたければブースターやディスト―ションなどのエフェクターをかませればいいと思います。どちらにしろ、この大きさ、この値段で、真空管アンプの音を楽しめるのは素晴らしい！オレンジ色のスピーカーを使っている人が少ないのもなかなか魅力です！

パワー部はオペアンプ４５６０と４５５８（ともう一つは読み取れず）なので、音質への期待は真空管。自分のはJJエレクトロニクス スロバキア製のECC83Sが付いていました。まずはPPC108キャビでスタジオ音出し。スピーカーはジェンセンに交換済み。クリーンは結構ゴリゴリ来ますね～。歪みはオーバードライブ、クランチまで。ですが、ストラトとの相性ばっちり。ブルース、ロックいけます。が、ゲインを上げ過ぎるとハウります。全体にハイがきついですね。そこで、ソブテック管に交換。12AX7WBです。お～。上質。ハウらないし。パワーは若干落ちますが、色気のある音に変わりました。ただ、まだハイきつし。そこで、マーシャルの４発キャビにぶっ込み。おお～。往年のJCM800のクランチサウンドのような迫力。ハイも落ち着きローも出るし。結局はキャビ次第ですかね。

トランジスターアンプを持っていますが似たような音がしますが、真空管が入っているので出力、音の表現力がこちらの方が上。キャビネットをメサブギのスピーカー一発に変えてつなぐと音がさらに格上の真空管アンプに変身。キャビで音が変わるので色々試してみると面白いと感じました。ゲインをあげると音が潰れるのは、トランジスタータイプと同じ真空管が一つという宿命なのかも・・・・。自宅で音を控えめクランチ程度ならご機嫌なオレンジサウンドが体験できると感じました。今回の購入で ORANGE 20Wアンプの良さも再確認できました。60W程度の真空管フルのヘッドが欲しくなってきた。初心者の方は、音作りが難しいと個人的には、感じています。フェンダー・マーシャルが無難。オレンジは、個性が強くて慣れが必要ですかね・・・・。ルックスよし・音も気に入れば最高のアイテムですね。マーシャルとは、別物ですよ。VOXに近いかなぁ。

ずっとヘッドが欲しかったのですが値段が高いしでかいしでこれを見つけたので買ってみました。家のキャビにつないで使ってみました。悪く無いです。そんなに大きな音出してないのでなんとも言えませんがオレンジっぽいのかなと思います。僕はそんなにオレンジの音が好きでこれお買ったわけでもないのでそこまで絶賛はできません。あまり歪みません、当たり前ですが。ブースターとかかませば結構メタルも行けそうです。クリーンは非常にいいです！トーンノブ一個なので音作りがはっきりしていていいと思います。今度スタジオに持って行って使ってみようと思います。オレンジ好きなら遊び用に買って損はないと思います。

品物は すぐ届きました。 しかし 所有しているボトムでは 十分な性能が引き出せませんでした。。。。。 購入する時は ｓｐ とのセット または インピーダンスの合うボトムが必須だと思います。