プラチナ万年筆 ボトルインク クラシック 61 カーキブラック INKK-2000-61

グラデーションの変化が余りにも美しい。他社から発売されているグラデーションゆらめくインクもいいが、こちらは耐水・耐光性に優れるのが素晴らしい。どうせ書くなら長く残るインクを使いたいと私は思ってしまうからだ。パイロットの色彩雫よりは滲み難いが、顔料インクよりは滲み易い。インクフローに関してもその中間と言ったところか。普通のノート(マルマン・スパイラルノート無地)で試したところMニブでは滲んだ。EFニブなら滲みなく綺麗に書ける。ニーモシネやツバメノート(フルース紙)での書き心地は後日追記しようと思っているが、顔料インクと違ってEFニブでもインクフローが詰まる気配はないので、紙質を余り気にせずに書き散らしたいのならEFニブの万年筆に入れて使うのがオススメだ。

色が変化して黒っぽくて良い色になります。なかなか同じような色のインクはないのでお気に入りです。インクのフローはやや渋くなるような印象です。

書き出しの色も、時間が経つにつれ変化する色もいい感じの色合いです。渋めの色で、クラシックインクは初めてで、今回の色が非常に良かったため他の色も欲しくなりました。

書いた瞬間はかなり赤っぽいですが、すぐに赤黒い感じに変色します。黒っぽい赤が欲しかったので嬉しい。サファリに入れて職場のメモ取りに使ってます。

インクの伸びが良いように感じます。

カシスブラック、ラベンダーブラックも購入して色も素敵だし、書いた時よりも黒ずんでいく色の過程も良かったので、のフォレストブラックも購入しましたが、この色は書いた時と乾いた時の色の差があまり無く、結果的に中途半端に薄い緑です。ガラスペンで書けばちゃんと発色しますが、万年筆で書くとちょっと薄いというか、インパクトに欠ける気がします。太めの万年筆で書くと、四季織シリーズの常盤松とすごく似た色です。常盤松は染料インクなので紙にインクが染み込み、フラッシュの効果もあって濃淡の濃の部分が濃く見やすいです。

乾くと色が変わります。深い黒になります。欠点があるとすれば、ペンの滑りが、どうかなぁというところ。他のと比べてなので、これオンリーならおもしろいです。シリーズの他にも欲しくなります。

プレピーの太い軸の方にいれて書いています。気に入っています!かき終わったあともジョジョに黒くなっているようです。コレは微妙ですが。