Hisshi no patchi

人情味があってエネルギッシュな落語をする雀々さん。その背景に、こんなすごい人生ドラマがあったことを知り、感動しました。悲惨な体験をしているのに、悲惨なままで終わらせない。その前向きな力、人の温かさを感じる力、必死のパッチさ加減に感動します！

週刊誌で雀々さんを初めて知った。たぶん自伝か何かあるだろう、と検索し購入。涙を流しながら一気読みした。ここに書かれた事意外にも色々あったんだろうなぁ…かなり要約した感あり。続編を希望！買ってヨカッタ♪

最初、雀々さんが書かれての？と思ったほど、上手い小説。地の文が標準語なので余計、小説感があるのかなぁ。（読み返してみると、雀々さんの独白である字のぶんが大体標準語）でも、深刻なエピソードも重くすることなくさらっと描くあたりが、落語家さんらしい作品でもある。オチもあるし。ただ、ノンフィクションの身につまされる深堀り感はないかな。落語家さんだから、深刻さをあまり出したくなかったのかな。エピソードが劇的すぎて、読み物としてすごく面白いし、感動もできると思います。あと、昔の人は優しかったんだなぁ、今だったら、よくて施設だろうな。

一気に読めました。雀々さんの幼少は なんとなく知っていましたが、詳しくわかりました。買って良かったです

「スベらない話」に出演されていたのを動画サイトで見たんですが、興味がわいて購入しました。男の子が恵まれない環境の中で悪戦苦闘し大人になっていく様には圧倒されました。ちょっとハリーポッターに似てると私は感じました。